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スタッフブログ

2019/10/08 白水館だより 観光スポット 館内イベント

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜

皆様こんにちは(^^)/ 大塚です。

10月に入り、焼酎も新酒のシーズンになりました 各地の焼酎蔵では新酒まつりが予定されています。

先日、鹿児島県薩摩川内市永利町に蔵を構える
オガタマ酒造株式会社様に取材に行って参りましたので、
ここでご紹介させて頂こうと思います(*^。^*)


オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像



今作業中の工程があるということで尋ねてみると、



大きな倉庫の中では、焼酎「蛮酒の杯」の詰まった瓶に
ひとつひとつ手張り作業で、ラベルを張っている方々がいらっしゃいました(゜o゜)





手際よくラベルが貼られ、箱詰めまでが進んでいましたよ(*^。^*)


杜氏の方に中を詳しくご案内頂きました。

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

こちらでは、米麹と酵母を仕込み、一次仕込み が行われています。

温度湿度毎日調整されながら、およそ5日間で
酒の母と書いて酒母(しゅぼ)ともいわれる一次もろみ がゆっくりと出来上がっていきます。

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

こちらは白麹が使われているカメです。

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

先ほどの「一次もろみ(酒母)」にこの蒸した薩摩芋を混ぜる 二次仕込み が行われると、
カメの中では、フツフツと静かな音を立てて湧き上がる泡が見て取れます
酒母によってアルコールが造り出されることで盛んに発生する二酸化炭素が、
もろみの表面で泡を立てているのだそうです(*^。^*)

経過した日にちによって、
発酵しているアルコールの香りからフルーツの様な香りに徐々に変化している様子が分かりました。

発酵する麹表面の様子をみたり、時には舌で感じたり、
もともと同じ原料でも、カメごとに育つ様子が少しずつ違うので、
杜氏さん達は、「毎日会話をしている気持ち」で調整しながら作っているのだそうです(゜o゜)
きっとこの毎日の積み重ねで、蔵の持つブランド・銘柄の品質が受け継がれていくのですね

こちらは、黒麹が使われているカメです。先ほどのカメの中の色と違いますね(゜o゜)

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

今はまさに焼酎も新酒のシーズンですので、
この頃には、別の場所で「芋蒸し」と云われる工程も同時に行われています。
焼酎の銘柄等によって異なりますが、
鹿児島では主に皮も黄色い「黄金千貫」芋、「紅はるか」等が有名です

このあとは、 蒸留 という工程に入ります。

先ほどまでの「二次仕込み」で出来あがった「もろみ」を蒸留機で蒸気を吹き込みながら攪拌すると、
アルコールと水が蒸発するので、これを冷やして集めた液体が焼酎の原酒となるのだそうです。

案内して頂いた先には、なんと、、、!
杉の木で作られた巨大な木樽がありましたよ(゜o゜)
こんなに大きな樽を初めて見ました〜

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

大きさが伝わるでしょうか
この「木樽」を使う蔵は県内でも希少なのだそうです
オガタマ酒造様でも、木樽の他に一般的なステンレス製の蒸留器も使われていました。

木樽蒸留の一番の特徴は薫りだそうで、好みも大きく分かれるのだとか気になりますよね
水分で伸縮もするので、準備や管理もその分難しく、およそ4年で入れ替えているのだそうです

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

焼酎になるまでの道のり、ここまでではありません(*^。^*)
このあとは、 貯蔵・熟成 の工程に入っていきます

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像

こちらは、オガタマ酒造様の代表銘柄のひとつ「秘蔵の杯蛮酒の杯」が貯蔵されている蔵です。

オガタマ酒造様の蔵見学 〜古きをたずね、新しきを知る〜画像




また別の蔵には、焼酎「鉄馬」 が所蔵されています。
この焼酎はウイスキーの様なスモーキーな風味が特徴で、
2011年にはモンドセレクション金賞を受賞しています

焼酎が入っているのは、シェリー樽です。
10/12当館で開催するイベントでは、こちらの「鉄馬」もご準備しています(*^。^*)

ところで、県内でもカタカナの社名を持つ酒蔵さんは珍しいので、
オガタマ酒造様の社名の由来について、伺ってみました

鹿児島県薩摩川内市の永利町、オガタマ酒造様の蔵の近くには
国指定重要文化財オガタマの木をご神木にしている石神神社があります。


行ってみると、境内にはご神木の由緒が来がありました。



一番奥にみえる高木がご神木のオガタマの樹。

樹齢800年で、幹回りは6メートル以上、樹高は22メートルもある大木です
オガタマの木は漢名で「貴心樹」といい、オガタマ酒造様の焼酎の銘柄にもなっています。
また、オガタマ酒造様の焼酎ボトルキャップに描かれている樹がこのご神木です。

杜氏の方が教えてくださったのですが、現在の一円玉も裏側にオガタマの樹が描かれていて
古来、神前に奉納する玉串はこのオガタマの樹が使われていたそうです。




サツマイモから焼酎が造られるまで
を教えて頂きながら、その地域や焼酎蔵、銘柄の一つ一つに
沢山の思いや歴史が詰まっている事を実感することが出来ました(*^。^*)
皆様はいかがでしたでしょうか

今月10月12日には、当館フロントロビーにて、
今日ご紹介させていただいたオガタマ酒造様にお越し頂いて、焼酎の振る舞いをおこないます。
ぜひ焼酎やその楽しみ方についてなど、ご質問頂ければと思います

また、オガタマ酒造様に事前にご予約いただければ、蔵見学もさせて頂けるそうですので、
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせのうえ、足を運んでみてはいかがでしょうか(*^。^*)

12日のイベントにつきましては、時間や場所詳細が決まり次第、ご紹介させていただきますので、
お風呂に行かれる際にも是非お立ち寄りくださいね(^^)/

沢山のご来場おまちしております



オガタマ酒造様 温故知新〜古きをたずね、新しきを知る〜
〒895-0005
鹿児島県薩摩川内市永利町2088番地
TEL:0996-22-3675
FAX:0996-25-0919

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