ヒューリック杯第4期白玲戦 第2局の前日
2024-09-13
皆様、こんばんは。
明日9月14日(土)ヒューリック杯第4期白玲戦七番勝負第2局が当館で開催されます。
対局前日となる9月13日、鹿児島空港までお迎えに行って参りました。
鹿児島空港セレモニー
西山朋佳白玲と福間香奈女流五冠をはじめ、対局関係者の皆様が鹿児島空港に無事に到着された後、かごしまPRキャラクターぐりぶーも加わってセレモニーが行われ、当館のスタッフより歓迎の花束を贈呈しました。
ヒューリック杯白玲戦は、ヒューリック㈱と日本将棋連盟が主催する将棋の棋戦で、女流棋戦では唯一の七番勝負となります。勝者は白玲のタイトル称号を得て、白玲のタイトル保持者は序列1位となります。
指宿市内での歓迎を受けて指宿白水館に到着
鹿児島空港を出発して無事に指宿市内に入り、地元の指宿商業高等学校の生徒の皆さんが横断幕を掲げてお出迎えしました。
また、指宿白水館近くでは指宿市役所の皆さんがお出迎えしました。
無事に指宿白水館へご到着されました。
会場検分
明日の対局に備えて両対局者や立会人ほか関係者が集まって会場検分が行われました。明日のスケジュールや対局室の調光・空調など、様々な事を確認していきます。会場検分は数分で終了しました。
会場検分を終えて、西山白玲と福間女流五冠に揮毫を頂きました。
棋士にとって揮毫(きごう)は、その人の生き様や信念が色濃く反映されたものと云われています。
西山白玲は「霽月(せいげつ)」と揮毫しました。雨上がりの月を意味する言葉です。
福間女流五冠は「清明(せいめい)」と揮毫しました。明るく清らかであることを意味する言葉です。
薩摩伝承館で開会式
続けて、明日の対局の大盤解説の会場となる敷地内の薩摩伝承館では関係者が集まって開会式が執り行われました。
ヒューリック杯白玲戦七番勝負の開催にあたり、ヒューリック株式会社より代表取締役会長 西浦三郎様と、公益社団法人日本将棋連盟 深浦康市 九段から主催者挨拶がありました。西浦様が西山白玲は棋士編入試験五番勝負第1局に勝利しました。福間女流五冠にはご結婚され、赤ちゃんを授かられたということで大変おめでたいと仰っておりました。
深浦 康市 九段からはおふたりの想像を超える戦いに注目してくださいとのことでした。
来賓挨拶は、代表して指宿市長 打越明司様から歓迎のお言葉を頂きました。
続けて当館のスタッフから歓迎の花束が手渡されます。
ご滞在中お二人に付くお部屋係で、明日の対局でも裏方としてお二人を全力でサポートいたします。
指宿市、鹿児島県観光連盟、南さつま市、南九州市、日置市観光協会から名産品が贈られました。
指宿市長より
鹿児島県観光連盟事務局長より
南さつま市 副市長より
南九州市 副市長より
一般社団法人日置市観光協会 副会長より
対局者決意表明
西山白玲
「今年も空港から道中、到着と温かくお出迎えていただきまして誠にありがとうございました。明日は気持ちを新たに対局に臨めればと思います。」砂むし温泉を楽しみにされているとのことでした。
福間女流五冠
「鹿児島県の関係者の皆様に温かくご歓迎いただけましたことを改めて感謝申し上げます。自分の力を精一杯出し切れるように、頑張ってまいりたいと思います。」道中で旗振りでの歓迎にも感謝を述べられていました。
立会人の深浦 康市 九段と大盤解説者の大石 直嗣 七段から明日の対局の見どころについてお話がありました。明日は序盤の出だしがどうなるのかが見どころのひとつとの事でした。
最後に当館社長の下竹原利彦がご挨拶しました。
「台風13号も接近して、受け入れができるのかどうか心配だったのですが、こうやって白玲戦第2局を開催できることをうれしく思います」
明日は午前9時から第4期白玲戦第2局対局が始まります。
現地の大盤解説会情報です。詳しい情報は以下のURL先(薩摩伝承館)をご確認ください。
・日時 9月14日(土)受付:10時開始 解説:11時から終局まで
・場所 薩摩伝承館 維新の間
・解説、聞き手 大石直嗣七段、野原未蘭女流初段
・入場料 2000円(未就学児は参加不可)
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