旅館にはさまざまな職種があります。
お客様と直に接する部門、お部屋の清掃や施設管理をおこない影から支える部門も、
全てはお客様の快適なご宿泊のため日々取り組んでいます。
各部門にて実際に働く先輩社員の声をご紹介します。
調理
和食会席、洋食、イタリアンの3部門からなる当館の調理スタッフ。
ジャンルは違っても、旅の醍醐味であるお食事を存分に楽しんで頂きたい思いは共通しています。
食材の下準備から調理、盛り付けまで、丁寧な仕事が求められます。
大尾 翼(和食調理部 係長)
全国でも有名な旅館、そして料理長のもとで修行することで、 自分のスキルアップに繋がると思いました。
「煮方」という煮物の担当をしています。
煮物全般の調理以外には、全ての和食料理の基礎となる出汁取りも任されています。
出汁を使った炊き合わせ、吸い物作りをメインに、 ステーキを焼いたり、盛り付けも行います。
出汁を取ることから一日が始まります。
取った出汁は鹿児島の郷土料理「さつま汁」、黒豚の角煮、 前菜で出される野菜等の下処理やお粥作り等、ほぼ全ての料理の土台となるとても重要なものなので緊張感をもって臨みます。
朝はその他味噌汁作り、夕食の会席料理のため「炊きもの」や「ゆがきもの」と呼ばれる仕込みを行います。
「中抜け」という休憩(約4時間)を経て、午後は料理の仕上げや盛付け、そして翌日の朝食に向けた準備です。
自分が持つ知識を積極的に後輩達に教えるようにしています。
ベテランの先輩方から若手まで年代も様々な調理部なので、コミュニケーションを図るためにも挨拶はしっかりと、ただし楽しい雰囲気をもって働くことを大切にしています。
入社した当初、調理場の綺麗さ、広さ、人数の多さに 驚いたことを鮮明に覚えています。 高級な食材を使って調理出来ることも嬉しかったです。
洋食部門
当館の朝食バイキング、夕食会場の仕込み・盛り付けなどを担当します。
食事はお客様が楽しみにされる大切なものです。
楽しい一時に「美味しさ」で彩りを添えられるよう、丁寧に心をこめてお作りします。
5:00〜 9:00 |
朝食バイキングの仕込み・盛り付け等 |
中抜け休憩 | 宿泊業独特の勤務体制です。 朝の勤務終了後、夜の勤務開始までは休憩時間となります。 |
16:30~ 20:30 |
夕食の仕込み・盛り付け等 |