玄関前の砂像が間もなく新しくなります
2025.08.05
皆様こんにちは!毎日暑い日が続きますね。
来月当館で対局が行われるヒューリック杯白玲戦第2局に向けて、当館の玄関前ロータリー付近に設置されていた砂像が間もなく新しくなりますので、作業風景をお届けいたします。
ヒューリック杯第5期白玲戦七番勝負第2局についての詳細は近日中に公開となります。

以前の砂像はこちら。当館で開催されてきた将棋対局の白玲戦と竜王戦の両面異なるデザインになっていて、南さつま市からいらっしゃる本職は佐官職人の方が技を駆使して、毎年精巧な砂像をつくって下さっています。その土台作りとなる今日は市の職員の方々が作業にお越しになっています。

元の砂像を崩して、新たに型枠を組んで中に砂を大量に詰めて押し固めていきます。

この砂袋の何倍もの量を何段階にも分けて敷き詰めていました。

敷き詰めると直ぐにバケツとシャワーホースを使って水を注ぎ入れて、スコップでかき混ぜるように砂を掻いて中の空気を押し出していました。


砂と水を混ぜていくと、徐々に水は染込んでいき、空気は泡になってあがって来ます。これを幾度も繰り返してみっしりと詰まった砂の立方体に仕立てて、木枠とベルトで固定したまま数日固めます。砂像を掘る前の素材となります。

夏の時期に日中のこうした作業は大変です。途中休憩や冷たいものを取っていただきながら作業されています。

当館の為に熱い中作業ありがとうございます!
南さつま市で毎年5月初めに開催されるイベント「砂の祭典」は、日本三大砂丘のひとつである、吹上浜で例年行われてきました。近年は市街地に砂像が点在する形で、街なかの活性化も含めて開催されていらっしゃいます。

当館の砂像の様子は明日以降、また進捗をお伝えできればと思いますのでお楽しみに!(*’▽’)