2025年第78回 指宿温泉祭に参加します!
2025.09.27
皆様こんにちは。
毎年9月下旬に指宿市内で行われる「指宿温泉祭」。今年はハンヤ踊りに初めて当館のスタッフが参加します!
指宿温泉祭は地域住民が温泉の恵みに感謝し、殿様湯のそばにある湯権現神社へ参拝して泉源が尽きないように祈るために始まった伝統的な祭りで、戦後にはじまり今年で78回目を迎えます。毎年2日間に渡って行われており、初日は指宿ハンヤ踊りなどが披露されて、2日目に神輿が地域を巡り、花火大会でフィナーレを飾ります。
ハンヤ踊りの練習
ハンヤ踊り行列は、指宿駅付近を中心に街なかを踊りながら練り歩きます。市内の消防団や観光施設、職場の同僚と、地域や趣味の会、同窓会など親しい仲間たちがグループになって班をつくり、その出来栄えを競い合います。毎年土日開催ということもあってか、これまで旅館やホテルがハンヤ踊りに参列する機会が少なかったのですが、今年は当館も初めて参加することになり、事前に集まって練習を行いました。

事前に練習用の動画を見ながら各自練習してから集まりました。当日どのような状況下あまり知識のない中でしたが、数少ない経験者の話を元に隊列を考えたり、衣装(制服と羽織)を用意して練習していきます。
↓は、正月の餅つきや新茶まつりなど当館のイベントでお馴染みのオリジナル羽織です。

実際に現地で踊り歩くペースはとてもゆっくりなのだぞうで、いざ振り付けや掛け声を合わせてみると、なかなかタイミングが揃わず、苦戦しています…。

手をたたくところや、掛け声のタイミングが揃うように何度も練習しました( *´艸`)
外国籍の技能実習生も踊りに加わって、日本のお祭り文化を体験することになっています。歌詞の意味なども伝えながら、スタッフ同士の交流にも一役買っているようです。参加するのは、常務を筆頭にフロント、予約センター、経理、接客(客室やお食事処を担当)、施設外装に従事するスタッフたちです!

ハンヤ節(ハンヤぶし)は、鹿児島県にルーツを持つ民謡で、元々は船乗りたちの「騒ぎ唄」が起源とされています。奄美大島の民謡「六調」が海路を通じて九州の港町に伝わったものが元になっている、という説が最も有力です。船乗り達によって全国各地に広まり、各地で地域性を加えて歌い継がれてゆき、特に鹿児島や熊本の牛深など港町に根付き、お祭りや宴席で歌い踊られる伝統的な民謡となっています。鹿児島県指宿市のハンヤでは「オクラにそら豆日本一、ソレッ」という掛け声が一般的です。
踊り連の規定で、”掛け声は班ごとに自由”という事でしたので、「指宿大好き、みんな好き!ソレッ」という当館ではお馴染みの掛け声をする予定です!(^^)!
2025年 第78回指宿温泉祭
前夜祭 9月27日(土)・本祭9月28日(日)
場所:セントラルパーク指宿及び指宿駅前周辺
指宿温泉祭公式サイト▶https://www.onsenmaturi.com/

祭り当日の様子は後日お伝えしたいと思います!!(^^)!