夏至にアジサイが咲いています

2025.06.21

皆様こんにちは!

今日6月21日は「夏至」。北半球の日本では一年で最も日中の時間(日の出から日の入りまでの時間)が長くなる日です。
5月から長く咲いていた当館の紫陽花は、今日も玄関前や薩摩伝承館の池のほとりで綺麗な花を咲かせています。

紫陽花には様々な種類があって、愛好家の方も多い植物ですね。間もなくチェックインが始まる時間。撮影していたら観光バスが…何となくいい感じに撮れました。

こちらはまた少し色味の違う紫陽花です。奥に見えているのはお地蔵様。ここは、当館の玄関前ロータリーです。夏至の日に紫陽花を半紙で包んで金銀の水引で逆さにして家の玄関や軒先に吊るすと、金運アップや無病息災に繋がると云われています。また、6月の「6」の付く日も同様に縁起が良いとされていて、紫陽花は魔除け効果があるとされていたことから、こうしたおまじないの風習があるようです。

紫陽花の花びらのように見える部分は、実は花びらではなくて萼(がく)が変化した「装飾花」です。

本来の花にあたる部分は、装飾花の中心にある小さな粒状の部分で両性花や真花などと呼ばれます。次の写真が少し分かり易いかなと思います。紫陽花の色が場所によって違うのは、土壌の酸性度(pH)が関係しています。酸性の土壌では青色、アルカリ性の土壌では赤色(ピンク色)に発色しやすいそうです。紫陽花のように土壌の性質で色を変える花はヤグルマギク、ネモフィラなど調べると少ないので、不思議です。

青のような、赤のような紫陽花もありました。

こうして見ると当館の紫陽花も種類がいろいろあるのが分かりますよね。こちらはガクアジサイの一種で、花の中心にある小さな花(両性花)を、周囲の装飾花が額縁のように囲んでいるのが特徴です。

こちらの紫陽花は、装飾花の雰囲気が独特なオタフクアジサイ(ウズアジサイ)の一種。

近づいてみると、ちりめん細工のかんざしのようで、とても綺麗でした( *´艸`)

業務の合間にスタッフが手分けして撮影している様子です。今日も梅雨の合間の晴れの日で、沢山観光を楽しめそうなお天気です!宿に着いたら温泉や砂むし体験、おいしい郷土のお食事と冷えたビールに…美味しい焼酎が待っています!( *´艸`)

この時期は紫陽花以外にも敷地内には様々な植物や花が咲いています。

お越しの際お天気に恵まれていたら、ぜひ散策もお楽しみ頂ければと思います!