日本三大花木ジャカランダが咲いています
2025.06.10
皆様こんにちは!
6月に入り、いよいよ梅雨も本格的になってきました。関東地方も今日あたり梅雨入り予想みたいですね。昨日の指宿市は線状降水帯の影響で大雨でしたが、今朝は雨も上がっていて、時折雲の隙間に青空が見え隠れして雲が早い動きで流れていきます。

今日も施設スタッフ、園芸スタッフが朝から屋外あちらこちらで作業を進めています。電気設備の点検、雨樋の確認、落ち葉の撤去・・・。

敷地内には、昭和35年以前(当館が指宿に宿を構えるより以前)からある松林が今も残り、あっという間に松の葉が溜まっていきます。一年を通して落ちた松葉や松ぼっくりを取り除く作業も行われています。
6月の花 ジャカランダ
当館にはお客様駐車場を囲む植栽の一部に南米原産のジャカランダの高木があります。敷地内の美術館「薩摩伝承館」付近などで、いよいよ青い花が咲き始めました!


世界三大花木のひとつ
世界三大花木とは、鳳凰木 (ホウオウボク)、火焔木 (カエンボク)、紫雲木(シウンボク) のことを指します。いずれも熱帯地域に自生し、美しい花を咲かせる高木です。この紫雲木が、当館にも毎年咲くジャカランダです。

ジャカランダは花盛りを迎えると、梢からあふれるほどの青紫色の花を咲かせます。オーストラリアでは街路樹にも植えられていて、満開になると、まるで日本の桜並木のように、葉の部分がほどんど目立たずあたり一面が見事な青紫色になります。日本では気候の影響なのか、青い葉を沢山残したまま花を咲かせます。宮崎県日南市が群生地として最も有名で、他にも長崎県雲仙市小浜町や静岡県熱海市などが有名です。

当館にお越しの際は、駐車場付近の高い位置で花が咲いていますので、上を見上げてご覧ください。
