敷地内に様々な花が咲いています

2026.03.13

皆様こんにちは!
3月も半ばに差し掛かってきました。今日の指宿は晴れて気温は13℃程です。

桃始笑

先日のブログでもご紹介した二十四節季の他にも、旧暦の暦には七十二候という考え方があります。古代中国で考案された季節を表す方式で、二十四節気をさらに3つに分けた72の期間それぞれに美しい名前がつけられています。その中のひとつ、3/10~3/14頃を表すのが、第八候の「桃始笑 (ももはじめてわらう)」 です。
七十二候は第1候から第七十二候まであります。

Wikipedia▶七十二候

当館の第2ロビー周辺に桃の花が鉢植えで咲いています。桃はバラ科スモモ属の落葉低木から小高木で、昔から桃の果実は生食されるだけでなく、お菓子にも使われたり、葉は入浴剤、種は漢方薬(桃仁)として親しまれてきました。ビタミンやミネラルが豊富で老化防止や美肌効果も期待できる食材でもあるそうです。

鹿児島県で桃の生産は少なく、2009年から2020年で収穫量が減少傾向にあります。姶良市ではハナモモ(観賞用)の名所があり、霧島市隼人町や薩摩川内市ではフクヒメ、ハナヨメ、日川白鳳などの品種が栽培されて、採れたての産直や観光農園での販売が行われています。また、鹿児島市内には県内産の桃を使ったパフェ・スイーツを提供するカフェなどがあります。

3月に敷地内で見られる花々

当館のフロント周辺には季節の花々が鉢植えで集められます。この時期に見ることができる花や景色をご紹介します。

雪柳-ユキヤナギは日本原産の植物です。バラ科シモツケ属の落葉低木で、春に小さい白い花を沢山咲かせます。名前の由来は、柳のようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついたとされています。「愛らしさ」「殊勝」などの花言葉があり、家庭円満や浄化、転機をもたらす縁起の良い植物とされることから、鬼門(北東)に植えると良い花木とされていて、邪気を払う厄除けや、入学・卒業の贈り物にも最適だそうです。

先日こちらのブログでもご紹介した利休梅-リキュウバイ。中国中北部原産で、明治時代末期に日本へ渡来し、その清楚な白い花が茶人に好まれたため、千利休にちなんで名付けられました。花言葉は「控えめな美しさ」「気品」で、その佇まいが茶の湯の精神に通じ、上品な和の空間を演出する茶花として好まれています。また厳しい冬の後に花を咲かせる強い生命力から、健康や長寿を願う縁起の良い樹木として親しまれています。

海沿いのお庭「豊松庭-ほうしょうてい」に出てみると、錦江湾(正式名称は鹿児島湾)の青い海が輝いていました!

IBUSUKIのロゴオブジェは、撮影スポットとしてとても人気です。夜明けにはオブジェ越しに日の出の写真を撮影されるお客様もいらっしゃいます。また、鹿児島県肝属郡肝付町にある日本の宇宙空間観測施設「内之浦宇宙空間観測所」から宇宙ロケット打ち上げがある際にも豊松庭から見ることができます。

木陰に椅子やハンモックを設置していますので、今日も連泊滞在中のお客様が寛いでいらっしゃいました。

当館の屋外プールの浮き輪置き場などになっているこちらの屋根は、沖縄県久米島の「赤瓦(あかがわら)」が使われています。赤瓦は首里城にも使われています。屋根の内側にプール水面の波の光がゆらゆら反射して綺麗でした。

海の方を見渡すと、波が太陽に照らされて、キラキラ輝いています。
今日は風も少なく、過ごしやすくて快適でした。

当館の海側には市の護岸工事で整備された歩道があり、海沿いを散策することもできます。

フロントロビーや離宮棟の各お部屋からも豊松庭と屋外プール、錦江湾を見ることができますよ。

鹿児島県を構成する2つの主要な半島、薩摩半島(さつまはんとう)と大隅半島(おおすみはんとう)は、錦江湾(鹿児島湾)を挟んで向かい合っていて、豊かな自然と独自の文化を持つエリアです。指宿側は薩摩半島で、錦江湾を挟んで対岸が大隅半島です。肉眼でも対岸の錦江町や南大隅町が見えます。

大隅半島の南端には、日本本土最南端の佐多岬と佐多岬灯台があることが有名で、白亜の大型灯台として「日本の灯台50選」にも選ばれています。錦江町から北上すると、鹿屋市に「かのやばら園」があり、8ヘクタールの広大な敷地には3万5千株のバラが植えらていて、バラの見頃となる春と秋には、「かのやばら祭り」が開催されています。

錦江湾には毎日沢山の船が行き交っています。夜になると、船の灯りや対岸の街灯りが見えて綺麗です。

上の写真が本土最南端の佐多岬と燈台です。燈台は大輪島の断崖上に立っていて、周辺は霧島錦江湾国立公園に含まれた太平洋を望む景勝地です。

かのやばら園、薔薇アイスや薔薇カレーも人気

山川と根占を繋ぐ “海の国道” フェリーなんきゅう

豊松庭に戻ってきました。
昭和35年以前からある敷地内の松の木は、当館の施設部園芸のスタッフ達が毎日大切に管理しています。

下の写真は、奥に見えている元禄風呂に向かう通路を外から撮影したものです。
日本の偉人七十選が廊下の壁にかかっているのが見えます。

これからの季節、当館にお越しの際は湯上りの散歩もお勧めです。沢山の植物も楽しめますのでぜひご覧ください。