指宿駅に門松を設置してきました。
2021.12.22
皆様こんにちは❕😊
今日は旧暦の二十四節季の冬至にあたる日です。
冬至(とうじ)とは1年の中で1番太陽の出ている時間が短く、夜が長い日で、この日を境に日照時間が再び伸びてゆきます。
今日は、毎年この時期に当館で行っている恒例行事として、
館内施設整備や敷地内の植栽を管理する施設部園芸のスタッフが制作した門松🎍を
指宿駅などに設置する作業が朝から行われました✨
指宿駅の表札がある駅構内入り口に門松を設置していきます。

もともと門松には「松」が主に使われていました。
秋になって収穫が終わると、「年神様(歳神様)が山へ帰る」という云い伝えがあって、
新たな一年に、実りと幸せをもたらすために、新年の神様として戻ってくる年神様を
お迎えする時の目印として「1本の松」を飾るという説があるそうです。
まずは竹を配置して、ズレや傾きがないか、バランスを見ながら慎重に土を入れ固めていきます😄

松は葉を落とさないことから、縁起物とされて、
「松」を「待つ」とかけて、門に飾っていたことから「門松」と云われています🎍
でも、、
門松なのに、中央に目立つ「竹」…👀
皆様も不思議に思われたことはありませんか❓
竹が門松の中に入ったのは、
武田信玄と徳川家康が戦いの中で正月を迎えた際に、両家の門松を競っていたから、という説があるそうです。
徳川家康(松平家の「松」)、
武田信玄(武田家の「竹」)という両家のシンボルだったという設です✨
竹も真っ直ぐに伸びて、成長が早い事が生命力の象徴ですよね🤗


楪(ユズリハ)、南天(ナンテン)、千両(センリョウ)、松、葉牡丹等を植え込んでいきます。



葉牡丹、よく見るととても綺麗ですよね😊

鉢は藁を巻いた梅結びで飾ります✨

今月26日には、いよいよ当館と薩摩伝承館の玄関前に門松を設置する予定です😄
またその様子もブログでお伝え出来ればと思います✨
