7/30 折坂悠太 らいど2023 薩摩伝承館コンサート
2023.08.10
皆様こんにちは。
先日、7/30に当館の敷地内にある薩摩伝承館で開演したコンサートの様子をお届けいたします。
折坂悠太、独奏で全国13都市14公演「らいど」ツアー
今年6月30日、音楽業10周年を迎える折坂悠太さんは、平成元年・鳥取生まれ、千葉県出身のシンガーソングライターです。
独奏で全国13都市14公演をまわるツアー“折坂悠太 らいど 2023”を開催中で、7/30の指宿公演は薩摩伝承館で開催されました。

開場を待つ沢山のファン
今回のツアー公演のお席は自由席で、夕方になると、早くも薩摩伝承館の周りには17時開場を待つファンの皆様が沢山集まって長い列が出来ていました。チケットは完売し満席でした。

折坂悠太さんは、サントリー天然水やサントリー角ウイスキーのTV CMソングを担当されたほか、2019年にはフジテレビ系月曜9時枠ドラマ『監察医 朝顔』の主題歌に「朝顔」が抜擢され、映画『泣く子はいねぇが』では自身初の映画主題歌・劇伴音楽を制作されて、映画『ONE PIECE FILM RED』では劇中歌「世界のつづき」の作詞作曲を担当されるなど、楽曲提供でも活躍の幅を広げていらっしゃいます。去年2022年5月には初の展覧会「薮IN」をPARCO MUSEUM TOKYOで開催し、初の同名著書作品『薮IN』が刊行されています。
折坂悠太公式ホームページ
https://orisakayuta.jp/

折坂悠太 らいど2023 薩摩伝承館コンサート
いよいよ開場時間となり、コンサート会場となった維新の間へ入場が始まりました!

会場の入り口には、音楽業10周年を記念するスタンプも準備されていて、この日のチケットや、折坂さんのご著書などを持参されたファンの皆様が集まって押印されていましたよ( *´艸`)

こちらは、らいど2023グッズ販売コーナーです。開演前にも列が並び皆様思い思いに手にされていました。



公演までの時間、会場となった維新の間をご見学されたり、グッズを購入されたりして特別な時間を過ごされていました。


いよいよ指宿公演がスタート

穏やかな声で会場の皆さんに語りかける折坂悠太さん。ユーモアを織り交ぜたトークに会場からは時折笑い声も上がりました( *´艸`)

「朝顔」、「さびしさ」、「あけぼの」などの代表曲が歌われました。薩摩伝承館の維新の間に響く、折坂さんの伸びやかで時に力強い歌声と、ギターの音色で表現される世界観に皆様惹き込まれ聴き入っていました。


エフェクターやラジオを使った演奏もあり、ノスタルジーを感じるような折坂悠太さんの独特な世界観を更に奥深く広げて表現されていました。その世界観に惹き込まれながらも、どんな終わり方、続き方の楽曲になるのか、というライブならではのわくわく感もありました!こちらがラジオを使った演出です。

止まない拍手とアンコール
演奏後、客席から大きな拍手とアンコールが沸き起こり、さらに会場は盛り上がりました。


コンサートには小さなお子様も沢山いらっしゃっていましたが、大人と一緒に最後まで聞き入っていましたよ( *´艸`)


コンサート後の温かいファンサービス
いよいよ演奏が終わるとアナウンスが入り、サイン会を開催して下さることになりました!

長い列になったファンの方からの言葉にも丁寧に返されて、最後にひとり一人の目を見てご挨拶されていて、とても印象的でした。

●折坂悠太さんよりコメント●
音楽活動を開始してから10年が経ちました。 10年間の気分を表すのは難しいです。季節によって、天気によって、あるいは白米を食べる前と食べた後の血糖値の差によって、きっとその有様は色々だったんですから。 ありがとうと電話を切った次の瞬間、何かに腹を立てていたり。重い足取りで出向いた先で、サイコーだねと抱き合ったり。この足元に伸びる影に脈略も意味もないけれど、それを振り払おうとしたり、 跨ったりするあがきに、私は私を感じることができるのです。始めた頃の歌や新しい曲、その時々の有様たちが騒ぎ出し、背中を小突いています。 今この時に「らいど」。君住む土地に「らいど」。これまでもそうだったように、また、歌の旅に出ようと思います。
この後ツアー公演は9/22 (金) に京都、9月29日(金)に東京で行われる予定です。
【らいど2023コンサート公式ホームページ】
https://beacons.ai/orisakayuta
