2024年明けましておめでとうございます。
2024.01.01
新年あけましておめでとうございます。
当館では朝8時から新春お餅つきと獅子舞のご披露が中庭で行われて、フロントロビーではお屠蘇をご用意して、沢山のお客様にお越しいただきました!
新春お屠蘇で無病息災を願う
お屠蘇の由来は諸説ありますが、「屠(と)」は屠(ほふ)る=葬ると読み、鬼を葬り邪気を払うという意味があります。また、「蘇(そ)」は、魂を目覚めさせ蘇るという意味があり、「屠」と組み合わせることで「邪気を払い生気を蘇らせる」という意味になります。無病息災や長寿と健康を願い、めでたいお正月に飲む祝い酒として広まったのだと云われています。

また、一緒にスルメと昆布もご提供いたしました!
スルメは、「寿留女」寿を留める女と書き、家庭円満、一家安泰を表します。一方の昆布は、「喜ぶ」「子生婦」で、縁起の良い食材として健康長寿、子孫繁栄を表します。

日本の伝統芸能 獅子舞と南京玉すだれ
毎年本当に人気で、沢山のお客様に喜んで頂いている獅子舞は、夜はお食事会場を回ります。獅子舞は「邪気払い」や「疫病退散」の意味がある縁起物です。 7世紀に中国から 伎楽(ぎがく)と共に伝来しともので、舞場の邪気を祓う舞いとして、演目の最初に演じられたという記録が残されているそうです。 日本では獅子は空想上の聖獣であり、邪気を払い疫病を伏せる信仰の対象とされてきました。

獅子に頭や手を噛んでもらい、学業成就、健康や無病息災を願います。


日本の伝統芸能のひとつ「南京玉すだれ」は、古くは室町時代の田楽法師や放下の芸能でした。「さて♪ さて♪」の掛け声に乗って始まり、「さては南京玉すだれ、チョイと伸ばせば、浦島太郎さんの魚釣竿にチョイとにたり」と言って、すだれを鯛のお魚の形に変えて、一方のすだれが釣り竿となって釣り上げる演技が披露されます。他にもすだれは向上に合わせて様々に形を変えて、「日本三景天橋立に浮かぶ白帆」などお正月に相応しい内容です。


新春お餅つき
獅子舞の横ではお餅つきの準備もすすみ、杵でつく前に炊き立てのもち米を潰していきます。(ついたときにお米が飛び散るのを防ぐ意味もあります)

ある程度まとまってきたらお餅つきがいよいよ始まります。

新春お餅つきは4日朝まで行われます。

