クリスマスイブのハンドベルコンサート

2024-12-24

皆様こんばんは!
今日は12/24、クリスマスイブですね🎄いかがお過ごしでしょうか?

20時半からフロントロビーで演奏された、指宿ハンドベル同好会「チェリー」の皆様による貴重なコンサートの様子をお伝えしたいと思います!

指宿市で2013年から活動

今夜演奏していただいたのは、指宿市で2013年から10年以上「指宿ハンドベル同好会チェリー」として活動されている皆さんです。ハンドベルをご指導されていらっしゃるのは、神父の萩原さん。50年以上も前から演奏されていているそうです!

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16世紀にイギリスの教会で生まれたイングリッシュ・ハンドベルは、今から約60年ほど前、日本にもたらされました。その美しい音色は「天使のハーモニー」と呼ばれるほど、「よく通る澄んだ音」が特徴です。

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ハンドベルで5オクターブの幅広い音程を奏でるためには全部で61本ものベルが必要になります。 大きなベルは低い音、小さなベルは高い音がします。1本のベルから1つの音しか出せないので、時には片手でベルを2本、両手で4本持つこともあるのだそうです。大小様々なベルのうち、低い音を奏でる大きなハンドベルはかなりの重さがありました。またそれぞれのベルには、ドレミファソラシの音を表すCDEFGABの記号が記されていました。ベルを鳴らす時は、先ほどの萩原神父の写真のポーズのとおり、腕を振り下ろさずに真っ直ぐ前に突き出すようにして、手首は少し固定しておいて音を遠くに飛ばすイメージです。出した音は他のベルの音に被り続けるので、自分の音を止める時は、ベルの部分を自分の身体に押し当てて音を消す、という演奏方法だそうです。

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皆さんが使われているそれぞれの譜面には、沢山の書き込みがあって、色を付けた自分の担当パートの所で音を鳴らすのだそうです。今夜の演奏メンバーは6名で32本のハンドベルで演奏されていて、演目の合間の譜面サポートをするメンバー1名の計7名で演奏して頂きました。

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譜面の上の方にキーの書き込みもされていました。使い込まれて沢山練習されているんですね。

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30分で美しい音色の8曲を演奏

本日のコンサートでは、32本のハンドベルとトーンチャイムと呼ばれる楽器を使って8曲の演目を演奏して頂きました。スタジオジブリの名曲やクリスマスキャロルの楽曲など、誰しも耳にしたことのあるメロディーでした。曲目の前にはそれぞれご紹介もあって、今年のパリオリンピックで歌われたことや曲の由来、使う楽器の紹介などもあって、お客様もより共感をもって聞き入っていたのではないでしょうか( *´艸`)

海の見える街
世界って広いわ
愛の賛歌
赤鼻のトナカイ
Angels We Have Heard on High
きよしこの夜(Silent night)
荒野の果てに
Away in a Manger

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フロントロビーいっぱいのお客様が観覧

演奏時間前になると、ロビーに次々とお客様が集まってくださいました。同好会の皆様とハンドベルについて少しご紹介させて頂いたあと、演奏が始まりました。

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見た目の違うこちらの楽器↓は細長く、トーンチャイムと呼ばれるものです。

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実は日本生まれの楽器で、アルミ合金製のパイプをたたいて共鳴させるハンドベルの一種です。軽量で使いやすく、演奏も簡単なのが特徴。普及型のハンドベルとして1985年に日本の鈴木楽器製作所が開発したものです。その美しい余韻と柔らかく心に沁み入るような音色は、ハンドベルとはまた違った魅力を持った楽器として愛されています。

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演目ごとに音色の余韻を楽しみながら、皆様大きな拍手を贈られていましたよ( *´艸`)

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演奏後にはハンドベル体験も

素晴らしいコンサートの後には、サプライズでハンドベル体験をさせて頂きました!

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お子様は勿論、大人の方も興味津々で様々なベルを鳴らして音を楽しんだり、ハンドベルについて質問されているのが印象できでした( *´艸`)とても貴重な体験ができたと思います。

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海外のお客様も最後まで残ってお話をされていましたよ。

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指宿ハンドベル同好会 チェリーの皆様、素晴らしいコンサートをありがとうございました!
明日はクリスマス✨皆様良い1日をお過ごしください!

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