旅館にはさまざまな職種があります。
お客様と直に接する部門、お部屋の清掃や施設管理をおこない影から支える部門も、
全てはお客様の快適なご宿泊のため日々取り組んでいます。
各部門にて実際に働く先輩社員の声をご紹介します。
接客
お料理や飲料の提供をメインに、
楽しいお席となるよう目配り・気配りも大切な役割です。
蜷川 アヤ子(営業本部接客課 係長)
元々接客を希望していました。指宿出身なので、指宿で一番大きな白水館に興味があり志望しました。
私は食事会場を担当する場合と、客室係として従事する場合があります。
食事会場(お食事処)では朝食・夕食の準備と配膳、お飲み物の提供、客室係としては午前中に客室の清掃・整備、中抜け休憩をはさみ夜は食事会場や宴会場での料理配膳を主に行っています。
食事会場の勤務の場合
6:30 | 出勤 7時からの朝食に向け準備 お客様をお席へ案内 料理配膳をしながら片付け・夕食に向けた準備等 |
10:00 | 退勤 中抜け休憩 |
17:00 | 出勤 お客様の食事時間の確認 スタッフ間の打ち合わせ、注意事項確認 |
18:00 | 夕食会席料理の提供、後片付け・朝食に向けた準備等 |
22:00 | 退勤 |
客室係での勤務の場合
9:00 | 出勤 チェックアウト後の客室清掃、備品補充など |
13:00 | 退勤 中抜け休憩 |
17:00 | 出勤 食事会場勤務の場合と同様の作業 |
笑顔・感謝の気持ちを大切にしています。
日々楽しんで過ごすことで、自然と笑顔が出てお客様と接することが出来ています。
そして「ありがとう」など感謝の気持ちを言葉にして伝えるようにしています。
当館で行われた将棋の最高峰の対局に関われたことです。
将棋のことはあまり詳しくなかったですが、お客様から対局戦や有名な棋士の方々のことを、すごい大会であること、その対局が行われる当館の素晴らしさに気付かされました。とても緊張しましたが、思い出に残る出来事です。
片平 一輝(営業本部接客課)
私は、ホテルで働きながら学べる短期大学校の在学中、実務研修で指宿白水館にて実習をしておりました。実習の際、周りの先輩方の接客の仕方やプライベートでの関わり方などを見て「ここなら人と関わるうえで大切なものを学べ、鹿児島の良さを発信していける環境だ」と実感し働きたいと思ったのがきっかけです。
"何だか厳しそう…"というイメージがあるかもしれませんが、肩の力を抜いて自分の接客ができ、従業員間でも年齢関係なく気軽に話せる環境なので、気兼ねなく働けています。
料亭内の業務を担当しています。
主に料理配膳、飲料提供ですが、お客様が食べやすいように提供のタイミングを
コントロールするのも大切な役割です。
「お客様がルール」というものを基盤にして接客しており、どのようなことを頼まれても最善を尽くし、安心して料理をお召し上がり頂くよう取り組んでおります。
三重県から来られたご夫婦の方がお食事をされた際に接客を担当したのですが、話のはずみで三重県のおすすめの場所を教えて頂いたのでメモをしていました。
「メモをしてくれて嬉しい!すごく大切なことだから忘れないでね」と言って頂き、後日お気持ちの品とお手紙を頂戴しました。
私もいつかこのようなことが出来る人になりたいと学ばせて頂きました。